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独自ドメインの選択肢ショッピングカート? 1から独自開発? それともオープンソース?
独自ドメインネットショップの形態
独自ドメインのネットショップ(ECサイト、オンラインショップ)にはどんな種類があるのでしょうか。大きく分けてレンタルショッピングカート型、独自開発型、オープンソース型の3つに分けることができます。レンタルショッピングカート型とは、ASP(アプリケーションサービスプロバイダ)といわれるサーバーにインストールされたショッピング用アプリケーションソフト(ショッピングカート)を利用するネットショップ。代表的なものに「ワイズカート」「カラーミーショップ」「ショップサーブ」などがあります。独自開発型は、希望に合わせて1から独自にプログラミングをして作り上げるネットショップです。そしてオープンソース型とは、プログラムの内容を無償で公開し自由に改良して配ることができるソフトウェアを使用したネットショップです。「osCommerce」「Zen Cart」そして「EC-CUBE」などが主なソフトウェアです。
- レンタルショッピングカート型ネットショップ
- 独自開発型ネットショップ
- オープンソース型ネットショップ
レンタルショッピングカート型ネットショップ
レンタルショッピングカート型は手軽に使用することができますが、ASP業者が用意したフォーマットに従ってネットショップをつくらなければならず、デザインや機能のカスタマイズの自由度は高くありません。商品数には制限があるので、あまり大規模なネットショップには向いていません。また、サーバー料金の他にショッピングカートのレンタル料金がランニングコストとしてかかります。手軽に使ってみるには向いていますが、本格的な使用には向いていないでしょう。
独自開発型ネットショップ
独自開発型はデザインや機能のカスタマイズの自由度は高いですが、その分コストがかかります。開発には数百万円~数千万円かかるのが一般的です。またプログラムの設計者がそれぞれ独自の仕様でプログラムを設計するため、そのプログラムの設計者に保守を依存するしかなく、ランニングコストが心配な場合もあります。
オープンソース型ネットショップ
オープンソース型は、元々無料のオープンソースのプログラムをカスタマイズして使うためコストを抑えることができます。また、オープンソースという共通のプログラムをもとに各開発者がカスタマイズし情報も公開しているため、各自が一から独自に開発を行っている独自開発型に比べカスタマイズも容易で費用も大幅に抑えることができます。もちろんインターネット上で配布されているソフトウェアをインストールして、自分でオリジナルのネットショップをオープンさせることもできます。オープンソース型は、ショッピングカート型の手軽さとコストパフォーマンスに加え、独自開発型の機能性やカスタマイズの自由度を兼ね備えたネットショップです。今後オープンソース型の需要はますます増していくと思われます。